2017年07月26日

守破離(しゅはり)を見極めないと死ぬ

守破離(しゅはり)って知ってますか?

どうやら元は茶道の師弟関係を表す言葉らしいのですが、
師弟関係とは別に、個人のスキルを3段階で表す際にも使われる言葉だそうです。

僕は過去に色々な師匠的な(あくまでも「的」な)人から音楽の技術を学んできました。

といってもそんな大げさなものではなく
一番分かりやすいので言うとピアノ教室に子供の頃から通ってたのとか。

ただ、本格的に「師」と思えるような出会いというのは
意識的に求めないとないもので
師匠という存在がきちんとできたのは今から5年ほど前のことでした。

以来、その特定の1人の師匠だけではなく、
素晴らしいクリエイター(スキルはもちろん人格面など含め)の先輩方にもまれて
今も研鑽を続ける日々を過ごしています。

また、色々なご縁がありプライベートでは後進の育成。
・・だけでは実はなくて、最近では自分よりも大先輩に値するような人にまで
指導する機会までいただくようになりました。

僕の様な若輩者が、40代・50代・60代の
それも日本の音楽会に大きく貢献してきたような人にまで指導をさせてもらえる
・・なんて自分でも驚く状態に至れたのは確実に師匠との出会いのおかげだと思っています。


さて、本題。

守破離(しゅはり)を見極めないと
クリエイターは死にます。


ちなみにここで言う「死ぬ」っていうのは物理的な意味ではありません。
クリエイターとしての成長・活躍・将来性が見込めなくなる
と思ってください。

というのも、最近色々な情報がありすぎて
それに振り回されてるクリエイターをちらほら見かけます。

最近、特に活躍しているクリエイターやエンタメ関係の方、情報発信者が言うことに

「自分がとにかく好きなことをしろ」
「やりたくないことからは逃げてもよい」


みたいな感じの主張があります。

ミュージシャンや漫画家・デザイナー。
起業家で言うと堀江貴文さんやひろゆきさんとか。
その他にもツイッターや書籍などで
多くの人がこのテの発言をしています。

で、僕はこの方々の発言についてその意図を含め
“前提として賛同している”のですが、
時々クリエイター志望の方が
こういう類いの主張を自分にとって極めて都合良く解釈してしまう

のを見かけます。

特にクリエイターとしての技術がまだ拙い人に見受けられる傾向で
こういう解釈で過ごしている自称クリエイター希望を見かける度に大変残念に思っています。

というのは、
彼らが主張していることの本質は
「守・破・離」 でいう所の 「離」 なんですよ。

ウィキペディアにラーメン作りにおける「守破離」例があって
これがとても分かりやすかったので引用します。

〜 例(ラーメン作り) 〜

守:ラーメンをレシピ通りに作ることができる。
破:ラーメン(守の段階で作ることができるようになったラーメン)のスープや麺、具材等をよりおいしくアレンジすることができる。レシピもより作りやすいようにアレンジすることができる。
離:ラーメン店を開業し、オリジナルのラーメンを作ることができる。あるいは、ラーメンから進化した新たな料理を作ることができる。


はい、「離」になって漸くオリジナルのラーメンが作れるようになります。
この段階になってようやく、「進化した新たな料理」を作ることができるとありますね。

つまり、ずばり言ってしまうと「守」「破」を踏んでない人は「離」ができません。
やろうと思っても的外れなモノになります。

これを言い換えると「守」「破」を踏んでない状態では
「本当の意味でのオリジナリティは出せない」
「その段階で出す“自分らしさ”はただの独りよがり」
になる可能性が高いのです。


ではこれをクリエイターのスキルとして当てはめると
守:一般的なフォーマット・作法に従って作ることができる。
破:より魅力的にできるような技術を一通り身につける。

みたいな感じになるでしょうか。

で、これができてるかできてないかのジャッジなんですけども
一言で言うと、素人見せた時に(義理とかではなく)お金を払おうと思われるか?
というところに到達しているかだと僕は思っています。

例えばホリエモンこと堀江貴文さん。
破天荒な発言をしている変な人・・みたいに誤解されがちな方ですが
冷静に見ると、高校卒業後現役で東京大学に進学しました。

なぜなら「東大」って肩書きがあればビジネスや人脈構築に有利だろって戦略を持っていたからです。
だから東大に入れるように準備をして無事現役で入学。
目的は果たせたので、そしたらわずか数ヶ月で即退学をしたそうです。

そして、そこから起業するために人に頭を下げて資金を用意して
ビジネスを始める・・たしか僕の記憶ではそんな流れだったかと思います。

つまり、いきなり勝手気ままに好きなことをやりはじめたのではなく
好きなことをやるために、その人生の時期において
第三者を説得できるだけの技術と実績を先に作っといた
ってことですね。

それを18歳の時にさっさと作り上げたからこその今があるわけです。

ひろゆきさんにしても、ミュージシャンにしても漫画家にしても
デザイナーにしてもやってることの根っこは変わらないと思います。

つまり、ぶっとんだ発言をしている人は
大前提として人を楽しませたり
満足させた結果お金を貰えるだけの技術・発想力があったり
リーダーシップがあったり
人に期待感を抱かせるだけの背景を作る、という前提のもとで
「好きなことをしろ」
と言っているのです。

冷静に考えてみて欲しいのですが

例えば全然ファンがいない食えないバンドマンや漫画家志望者、
スキルも低くて、バイト暮らしで食いつなぐようなフリーターが
「好きなことをして生きるべき!」
と言っていたとして、耳を傾けようとはなかなか思わないのではないでしょうか。

なぜなら、その人は本当には
「好きなことをして生きていけてない」から。

ではなぜ生きていけないのかというと、
その好きなこと(バンドだったり漫画だったり)で稼げてない
=人を楽しませるだけの技術もなければ感性もない
からなのです。

つまり、一定の説得力がある人がいう
「好きなことをして生きろ」
というのは、少なくとも対人における
最低限の技術を身につけていくことが大前提としてある
のです。


さて、改めて冒頭の
「守破離(しゅはり)を見極めないと死ぬ」
この本題について僕の個人的な意見を最後にまとめます。

つまり、世の中で発信されてる“クリエイター向け情報”の中にはそれぞれ

「守」が大事だよという意見と
「破」が大事だよという意見と
「離」が大事だよという意見

この3つのウチのどれかが強く打ち出された情報が混在しています。
そして、それぞれの主調は
部分的に見ると異なることを言っているように見えます。
見る人によっては派閥のように見えるかもしれません。

しかし実態はそうではなく、全てが1つに繋がっているのです。

ということは、クリエイターは自分自身が今どのステップにいて
どこを意識すべきかの見極めができる必要がある
のです。

ありがたいことにこの何年間で多くの方々を指導してきましたが
この見極めができずに自分のステップに沿ってないところに
トライしている人は、成長が完全に止まってしまう
のです。
なんて恐ろしいのでしょう。

といっても基本的に、守破離は師匠的な人がいればすみやかに解決します。

しかし、師匠的な人がいない人が
この断片化された
「守」が大事だよという意見と
「破」が大事だよという意見と
「離」が大事だよという意見
と遭遇してしまうと。

場合によっては、自分にとって最も都合の良い所
だけをを拾ってしまいがち
かもしれません。

それが時には的外れな解釈をしている可能性があるのです。

ちなみに「時には」と書きましたが、
心理学的に見て
「人間は自分にとって都合の良い意見を選んで集める傾向」
があるそうですので
伸び悩んでるクリエイターは大体当てはまってるのではないでしょうか。


それでも

「いやいや、師匠なんか俺には必要ないね!」
「誰かに教わるなんて自分の色味がなくなってしまう」

という方も世の中にはいるでしょう。

中には才能があってセンスがあって
誰にも教わらなくても伸びていくバケモノみたいな人もいると思います。

で、そういう人は別にいなくても良いと思いますよ。

ぜひ自分が思うがままに突き進んで欲しいと思います。
だって、そういう人は無意識のまま人を楽しませるだけの技術が
すでに身についてるわけですから、僕の話なんかスルーで良いと思います。


でも、自分自身で伸び悩んでるな〜
って思っている人は別です。


そのまま行くとクリエイターとして死にます。

割とマジで。



人それぞれ事情や考え方があるのは分かりますが・・・

なんだかんだ理由をつけて師匠的な存在にテコ入れされないまま
過ごしている人を時々見かけます。

せめて、守破離のセルフ見極めをしようという意識があれば良いのですが
セルフ見極めもおろそかにし、都合の良い意見のみに耳を傾けて
そして第三者の師匠的な存在を探そうとも、頼ろうともしない人は
大体何年間も変化が小さくうだうだやってます。

そしてクリエイターとして大して見向きもされず
自分の技術で人を大して喜ばせることもできず
ガンガン伸びていく周囲の仲間、自分より年下を見て
「すごいなぁ」
とポカーンと眺めてる日々。

指導してる立場であり、自己研鑽している立場として言わせて貰うと
普通にとりくんでたら、それなりに自分で自分を誇らしいと思える位には
普通に上達しますからね。
年数と比例して。

なので、そういう実感がわかないとしたら
それは普通に取り組めてないのです。
取り組み方がどこかおかしいのです。
だから自分よりも若い子や歴の短い人にガンガン抜かれていくのです。


冷静に考えてみて欲しいのですが、

・スポーツ選手
・アスリート
・棋士
・落語家
・お笑い芸人
・漫画家

世界的に見てもトップレベルの人で
誰からも教わらなかった人ってたぶんいないと思います。
純粋な才能だけで伸びた人は皆無でしょう。
今話題の藤井聡太さんだって子供の頃から多くの人に教わっています。

オリンピックや甲子園などで活躍した人で
人に指導を受けた経験がない人ってどれくらいいるんでしょうね。
仮に極一部の例外がいたとして、指導経験がある人とない人の比率はどれくらいでしょうか。
1000:1・・・いやもっとかな?
10000:1、あるいは100000:1とかかもしれません。
いずれにせよ指導された経験ゼロで上り詰めてるひとはほぼいないと思われます。

ということを考えると、
大して芽が出てない人が

誰にも教わらない(=本やネットの情報だけで済ませて、テコ入れを求めない)
と言う在り方は僕にしてみると

「俺は金メダリストや羽生善治より凄いからそんなものはいらん!」

とふんぞり返ってるのと同じように見えるのです。


どうでしょう。
そう考えたらヤバくないですか?


ただ、これを逆に言うと
伸び悩んでる人がなかなか上達の実感が湧かないのは
別に才能とかセンスの問題ではない
・・とも言えるのです。

なので、取り組み方次第ではいくらでも挽回が可能ってことなんですよ。


とどのつまり、
クリエイターとして生きるのも死ぬのも本人次第ってことです。

ただそれは才能とかセンス次第という話ではない。

生きよう(伸びよう)と思えば誰でも伸ばせる余地はある。
従って、クリエイターとして死ぬというののは、
本人が自ら死のうとしている時にしかおきないのです。

つまり、これはゆるやかな自殺なのです。
数十年かけて進行するので、たぶん当事者は自覚しづらいかと思います。

この数年間でクリエイターを志す人と何百人…?1000人くらい?
割とやる気のある人とばかり出会ってきましたが
時折クリエイターとしてこのゆるやかな自殺しようとしている人を見かけます。

正直とても悲しい気持ちがするんです。

時間が経てば自分で気づくかな?なんて遠目から見守ってみたり
これは声をかけた方がいいなってたまに声をかけてきました。

だけど、自ら死に進もうとしている人を僕が止めることはできません。
だって常時見てないといけないわけですから。


最後に。

ちなみにこの話は
“クリエイターとして生きるつもりがそもそもない”
“趣味でうだうだやってるのがそもそも好き”
って人はあんまり気にしなくて良いと思います。

基本的に趣味ならなんでも許されますからね。
(反社会的でなければ)

この話は、クリエイターとして潜在意識として将来的に「離」の領域になることを求めてるのに
「守」「破」から目を背けてる人に向けて書いてると思ってください。



ちなみに最近ツイッターでちらっと書いた
「トイレそうじ」の話も
守破離の話と通じています。

近いうちにこの話も書きたいと思います。
posted by 小狐丸 at 08:13| Comment(0) | クリエイター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月02日

ナノビアップデート!

nanobeatですが昨日ついに大型アップデートがきましたね〜。

早速買ってみましたが、遊んでてテンションあがるスキンなのが嬉しいです。
フレンドミッションなんかもあるので今までより遊ぶ頻度が間違いなく増えそう(^o^)

と言うかフレンドミッションで得られるアイテム類・コイン類って
結構大盤振る舞いな気がしました。
20コインだけじゃなくて時々100コインとかも出るみたいですし、
何よりもチケット類が非常に美味しい。
通常時は貯めて置いて、全国ランキングで注ぎ込むって使い方がいいのかもしれませんね。

=====

あと話は変わりまして、先日のブログ記事ですが
結構多くの方が読んで下さったそうで本当にありがとうございました。

他のアーティストの方々のコメントや
プレイヤーの目線でのコメントなど気がついた物は拝読致しました。
色々な意見があって当然だと思います。
ですから、どのように解釈するのも自由だと思います。

その上でとりあえずのところ、
僕のメッセージの対象者にあたる方々で
興味を持たれた方の目には一通り届いたようなので、
該当記事については一度取り下げさせて頂きました。

もし何かご意見等ございましたら、
ツイッター及び直接お声をおかけ頂ければお応え致しますので
お気軽に話しかけてみてくださいね。

なお、今月末に東京流通センターで開催されるM3には
ク-14b Queen of Wand にて参加します。
折角の機会なので、イベント中に直接お声をおかけ頂けるのもいいかもしれません。
posted by 小狐丸 at 15:32| Comment(0) | nanobeat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月24日

小狐丸的nanobeatの譜面制作失敗談

久しぶりにブログ記事を投稿します。

Queen of Wandのメルマガやツイッターではすでにお伝えしている通り
昨年末からiOS/Android用の音ゲーアプリ『nanobeat』に
Queen of Wand及び小狐丸名義にて、現在5曲配信をしております。

登録楽曲数もめざましい増え方で現在すでに140曲を突破!
とすさまじい勢いで追加楽曲の配信がなされています。

他のアーティストさんの曲を聴いていて
「クオリティ高いな〜」
と思ってよく調べてみると、
僕が知らないだけで音ゲー業界ではかなり著名な方だったりすることもあり
多くの刺激を受けながら現在進行形でnanobeatを満喫している日々をすごしています。

しかし、同時に登録楽曲数が増えていく中で
後発のアーティストさんの新規配信曲を聴いた時
ちょっと気になる・・ってことが最近増えてきました。

何かと言うと、
“高難易度だけど、あまり楽しくない譜面がちらほら散見される”
という現象です。

譜面をアーティストさんが自作しているかどうかは
ご本人が公言してない限りは周りからは分かりません。
ですから、もしかしたらnanobeatの運営が作成した譜面の可能性もあるのですが、
以前よりも
“高難易度且つあまり楽しめない譜面が増加する傾向”
が最近でてきているように思えます。

そして、その傾向は初登場のアーティストさんに多いように見えます。

なぜそうなってしまうのでしょうか?

僕が思う原因はいくつかあります。

アーティストさんが作ってる譜面の場合の原因、
運営で作ってる譜面の場合の原因、
それぞれあるかと思います・・が、
究極的な原因はこの1点に集約されるのではないかと思うのです。

それは
『 自作した譜面をどれだけ遊んだか? 』

恐らくですが、ここ最近のあまり楽しくない高難易度化の傾向は
自作した譜面を作者自身があまり遊んでいないことで
発生しているのではないかと僕は疑っているのです。

音ゲーの腕は人によってピンキリだと思います。
正直僕はそんなに上手な方ではありません。
ですが、僕は例え自分の腕が下手であったとしても、
自作の高難易度の譜面をあたりまえにクリアーできるくらいには
遊んでからリリースすべきだと思っています。
そして、それなくして遊んでくれた人に満足感を与えることは極めて難しい。
・・と言うことを、ここ数ヶ月で実感をしました。

仮に自分で遊ばずにリリースするとどうなってしまうかと言うと

“頭の中だけで、理屈で譜面を作成して「これはいけるだろう」と判断する”
ことになります。

また、これを自分でクリアしないまま高難易度譜面をリリースする時の心理状態は

“自分はクリアできないけど、音ゲー上手い人ならきっと平気でやってくれるだろう”

って感じになるんじゃないかな〜と思うんです。

…と言うか、現在5曲楽曲配信中の僕は、
最初の頃後者の考え方で譜面を作っていたところがありました。
ぶっちゃけて言うと“堕天ソリスト”がそれに該当します。
アプリ公開と同時に配信された楽曲です。

これは当時、譜面の変更はあとから可能であると僕が思い込んでいたから
・・・と言うのもあるのですが、

「自分には難しくても、音ゲー上手いひとならなんとか乗り越えてくれるだろう」

と言う、良く言えば楽観的、音ゲーマーの腕を信頼していた、
悪く言えば無責任な譜面の作り方をしていた結果が招いたことでした。

あとで僕がしまった…!譜面を直したいと思っても後の祭り。
サービスインしていることもあり、修正の願いは運営から却下されてしまいました。

しかしこの失敗はの本質はnanobeatの譜面作成ルールをしっかり把握してなかったとか、
そういうことではないと思うのです。
問題の本質は、自分が納得いくまでテストプレイせずにゴーサインを出した
自分の姿勢にあったと思っています。


つまりどういうことかと言うと、
譜面を作って充分にテストプレイをしないままリリースするということは
難易度が高いか低いか以前に、遊んでて楽しい譜面かどうかの判断をしないまま
nanobeatでリリースしてしまうということなのです。

そしてnanobeatでは一度公開した曲は譜面の修正ができません。

僕はBMSなどもほとんど通ってきていないので、
譜面制作のノウハウがありませんでした。

なので5曲分譜面を自作し、色々感覚が掴めてきた中
5〜6曲目の譜面制作でようやく、
自分で叩いていて楽しくて、やり応えもあると確信が持てる譜面が作れるようになってきました。


そこでアーティスト登録をして譜面を自作したいと考えている
これからの新規アーティストさんで、
特にBMSなどで楽曲公開などの経験がない方に僕からお伝えしたいこと。

仮に譜面を自作した場合は、とにかくテストプレイを何十回もしてください。

SSSなどはとれなくてもいいので、できればフルコンを複数回出すか、
粘着したら(頑張れば)いずれフルコンはとれるであろうと確信できるところまでやりこむ、
もしくは最低限普通にクリアできる状態になり
かつ自分が遊んでて楽しいと思う譜面になるところまで試行錯誤することをオススメします。


たぶん譜面制作慣れてる人なら3日もあれば充分かと思いますが、
僕みたいにBMSなどの経験のない人は、
テストプレイをしながら1週間くらいは譜面を寝かして
「この譜面はいける!」と確信ができてから運営に楽曲申請をした方がいいと思います。

「俺は全くクリアできないけど激ムズ譜面を作っておどろかせてやるぞ〜」
「(深夜のハイテンションで)ええいこれでええやろ!登録するで〜(ポチ)」

みたいな感じでやると、たぶん後悔すると思います(汗)

難易度が高い場合、一応みんな遊ぶだけ遊んではくれるでしょう。
システム上プレイ回数もそれなりに稼げると思います。
けど、譜面が洗練されてないため、遊んでても全く楽しくない
苦痛なだけの高難易度楽曲になってしまう可能性が高いです。

ちなみにこの話は高難易度曲に限らないことも重要です。
例え難易度が低い場合も遊んでて楽しくない譜面になる可能性は
普通にあると思った方がいいです。

理屈では問題なくいける譜面でも、
実際に遊んでみると、指の動かし方の導線があまり考えられてないため
遊んでて戸惑う譜面がそれに該当します。

と言っても、nanobeatを遊んでいて、
僕よりも譜面の自作が圧倒的に上手な方はたくさんいらっしゃいます。
運営が作られた譜面の中にも感心させられるものも沢山あります。

ですから、僕は正直あまり偉そうなことを言える立場ではありません。
ですが、一応nanobeatで現在5曲配信中と言う
ちょっとだけ新規アーティストさんより先に色々なところを見てきた立場から
どうか後発のアーティストさんには
僕と同じような失敗はどうかしないで欲しいなぁと思い書かせて頂きました。

特に後発で参加されるアーティストさんは、
最初から高難易度譜面を作る気マンマンで参加している人も多いのではないかと思います。

配信されてから後悔しても遅いのです。
はやる気持ちは僕もアーティスト側なので良く分かるつもりですが、
できるだけテストプレイを重ねて楽曲登録をすることをオススメします。

ちなみに僕はどうしているかと言いますと
今はテストプレイは合計で最低100回くらいはやっています。
曲にもよりますが、譜面は初稿から5回くらいは修正を経て完成になることが多いです。
で完成したあとに、フルコンボを5〜10回ほど出してから楽曲を登録申請をしています。


そこまでやると、まぐれではなくフルコンボが可能であることが確認ができますし、
処理落ちなどを引き起こしてコンボが途切れる危険性のない譜面であることが分かるからです。)

また、譜面作成ツールを使いこなしている人なら把握していると思いますが、
ツールで、ロングノートとシングルノートが重複する形で
ロングノートのライン移動処理を行うと、シングルノートがロングノートに巻き込まれると
いう現象も起きたりします。
(シングルノートが消えたように見えるけど、実はロングノートと二重になってしまい
普通にシングルタップでは片方が処理されず強制的にミスがでる。
CS版の弐寺で昔起きたバグと同じ現象ですね)

こういう不具合を見落とさないためにも、
テストプレイの回数は本当に重要だと思ってください。

僕みたいにならないためにも、ぜひオススメします。

一緒に配信中の方々と、これから現れるであろう新規アーティストの方々と
より遊んでて楽しいnanobeatを作りたくてメッセージを投稿します。


小狐丸(Queen of Wand:サウンドクリエイター)
posted by 小狐丸 at 16:51| Comment(0) | nanobeat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする